小さな贅沢を楽しむ女子旅ノート!

小さな贅沢を楽しむ女子旅ノート まだ見ぬ景色や人、美味しい食べ物との出会いを楽しむ女子旅をお話しします!

国宝迎賓館赤坂離宮で歴史を感じて


国宝 迎賓館赤坂離宮

2016年4月より一般公開!

いつでも行けそうだから、なかなか行けない?行かない

迎賓館赤坂離宮の主庭、本館内部を見学してきました。

 

 

 迎賓館は、外国の元首や首相など国の要人に対し、

 宿泊、他の接遇を行うために設けられた迎賓施設です。

 滞在中は、首脳会談、表敬訪問、署名式、

 レセプションや晩餐会など公式行事が行われます。

 

 

迎賓館の一般公開については、

現在、接遇等に支障のない範囲で、

年間を通じて公開しています。

予約なしでも見学することができますが、

休日などで混雑の場合は予約者優先です。

 

  

また、和風別館見学は予約者のみになります。

四ツ谷駅より5分程で正門に到着です。

 

f:id:katumikosi:20171017093224j:plain

 正門は白い鉄柵160メートル、中央の上部に菊のご紋章

この先の前庭には、無料で入れます。

 

f:id:katumikosi:20171014111348j:plain

 

f:id:katumikosi:20171014111356j:plain

本館、主庭の見学(有料)は、

右手奥 西門からの、入場になります。

 

 

「雨の落ちそうな空模様ですので、

先にお庭から見学されてはいかがでしょう。」と、

案内の女性から声をかけていただきました。

 

警備、案内の方が沢山いらっしゃいますので、

 なんでも尋ねると良いと思います。

  

  

敷地118.000平方メートルの7割が庭園とのこと。

 砂利敷きの主庭の中央に噴水、季節の花々や

 綺麗に剪定された松など、美しいお庭が見学できます。

 

f:id:katumikosi:20171014112245j:plain

 庭園からの本館の外観も素晴らしく、

 未熟な腕前ですが、ご覧ください。

 

 

 

f:id:katumikosi:20171014111238j:plain

   ※本館の内部は撮影禁止、お庭のみの写真です。

 

緑青の屋根、花岡岩の外壁がルーブル宮殿と

よく似ていると言われています。

 

 

玄関ホールから、中央階段ホール、大ホール

朝日の間、羽衣の間、彩鸞の間、花鳥の間等の

床や壁は、世界の大理石などが使用され、

それぞれのお部屋の絵画、レリーフ七宝焼きの額等

豪華絢爛な世界にため息がでます。

 

f:id:katumikosi:20171014125828j:plain        

           ※国宝 迎賓館赤坂離宮の写真集

 

 

 

 

迎賓館赤坂離宮の歴史

 

東宮御所として明治42年に建設され

宮廷建築家 片山東熊の設計により、

紀州藩の屋敷跡に建てられました。

 

 

しかしそのネオ・バロック様式の外観が華美過ぎたことや、

住居としての使い勝手が、あまり良くなかったことから

皇太子嘉仁親王(後の大正天皇)が

この御所を使用することはほとんどなかったそうです。

嘉仁親王天皇に即位した後は離宮赤坂離宮と改められました。

 

 

皇太子裕仁親王(後の昭和天皇)と

良子女王(後の香淳皇后)との婚儀の後、

赤坂離宮裕仁親王一家の住居、東宮御所として使用されました。

裕仁親王天皇に即位した後は離宮として、使用も稀に。

 

 

第二次世界大戦後、赤坂離宮は皇室から国に移管されました。

国立国会図書館、内閣憲法調査会

東京オリンピック組織委員会などに使用されたそうです。

 

 

赤坂離宮を改修し、これを外国賓客に対する

迎賓施設に供することが、1967年(昭和42年)に決定。

5年の歳月と108億円(工費101億円、内装費7億円)をかけて、

昭和49年3月に現在の迎賓館が完成しました。

また2006年(平成18年)から2008年(平成20年)にかけても、

大規模な改修工事が行われました。




 赤坂離宮は、当時のわが国の建築、美術、工芸界の

 総力を結集した建造物で、明治期の建築界における

 本格的な近代洋風建築の到達点を示しています。

 

わが国の建築を代表するものの一つとして、

文化史的意義の特に深い建築物であることから、

平成21年12月(2009年)に

本館、正門、東西衛舎、主庭噴水池、

主庭階段が重要文化財、国宝に指定されました。

明治以降の文化財としては初の国宝となりました。

 

 

2016年 (平成28年)4月から一般公開、

12月にはライトアップが行われました。

 

写真で見る何倍もの美しさと豪華さで

壁、天井、床、テーブル、椅子、装飾、食器など

どこを見ても、美術館のようです。

是非、足を運んでご覧ください。

 

  

 

都内宿泊時に、よく利用する庭のホテル 東京です。

  美しいモダンな和のホテル 庭のホテル 東京

JR水道橋駅まで徒歩3分ほどで、都内各地へのアクセスが良く、

日本の伝統的なデザインを摂りいれ、ホッとできる宿泊施設です。



ホテル周辺には伝統のある文化財や神社等も多く

朝のさんぽもお勧めです。

 

 

 

大人女子の旅を応援する「MILESTO」

 

                    よろしくお願いします!  

                にほんブログ村 旅行ブログへ
                にほんブログ村